夏の疲れが出て来る時期
夏を何とか乗り切っても、秋になって疲れが出て来て、食欲不振を訴えられる方がいらっしゃいます。秋バテとでも言う現象です。
気温が急に下がってきて、自律神経の働きが狂うことも原因していますが、本質的には夏の間にどのような食事を続けたかということを反映した結果です。
暑くて麺類ばかり食べていて、栄養のバランスが偏っている状態が続くと、何とか夏を乗り切っても、秋にバテてしまうということが、起こりやすいと思います。
お若い方だと、夏に冷たいものばかり食べた結果で起こりやすいですが、高齢者の場合は夏の間栄養の栄養状態が原因になると思います。
回復させるポイントは?
栄養のバランスを整えていくことに尽きます。少しずつでも 1日3食食べていただくことです。温かくて、胃腸に優しいものが良いでしょう。秋らしく季節感のあるものも、食欲をそそります。
そしていつも申し上げることですが、適度な運動と休養が大切です。
鶏肉のそぼろあんのおすすめ
栄養のバランスを摂るには、主菜と副菜を揃えたおかずを摂ることです。暑い間に不足しがちだった、たんぱく質やビタミンやミネラルを補給します。そこで鶏肉のそぼろあんの利用をご提案します。
鶏肉のそぼろあんをまとめて作って、保存容器に保存したり、ジッパー付きの袋に入れて平べったく伸ばして、冷凍します。
鶏肉のそぼろあんは、野菜をゆでたり、芋やかぼちゃをを蒸かしたりしたところにかけてもいいですし、厚揚げ、豆腐、高野豆腐を煮たものにかけても美味しいです。
ごはんにかけても美味しいと思います。
簡単に栄養のバランスを整えられますし、調理の手間を省くことができる、便利な一品です。疲れている時には、便利な一品です。
写真はエネルギー量の多いメニュー
エネルギー量をアップさせたい時には、油の摂取量が多くなる、写真のようなメニューがおすすめです。
なすを炒めて、油揚げを添えて、そぼろあんをかけます。なすは油をよく吸う野菜ですし油揚げも油で揚げてあって、エネルギー量が高いです。
そぼろあんの作り方
鶏そぼろあん 5食分の作り方
鶏ひき肉 300g
砂糖 大さじ2杯
しょうゆ 大さじ2杯
しょうが汁 大さじ1
水 400㏄
片栗粉 大さじ2
片栗粉を溶く水 大さじ2
分量の水に、調味料としょうが汁と鶏ひき肉を入れて火にかけ、肉に火が通ったら、水溶き片栗粉をだまにならないように少しずつ入れて攪拌し、とろみがついたら出来上がりです。
<保存期間>
保存容器に入れて冷蔵で3日
ジッパー付き袋に入れて、冷凍で3週間



丼物に色んなものを乗せ食べたり、カレーライスのように、色んな具が入っているようなものも食べやすいです。





[1] 内田.研究プロジェクト:近代日本の戦争と軍隊-日清・日露戦争と脚気
低栄養を予防するには、色んな種類の食材を意識して摂ることや、主食・主菜・副菜を揃えて摂ることを意識することです。











参考資料:日本人の食事摂取基準2020
お元気な内から生協を利用して、買い物の負担を下げている方は、買い物に行かなくても食材を届けてもらえるために、栄養のバランスを整えることが容易です。
そんな時は思い切って相談することが大切ですね。









ロールキャベツ、ホワイトソースかけ

