色んな食材を使うほうが、栄養のバランスが整いやすい
食事摂取基準との比較するグラフをご覧ください。
このようなイメージです。
まず、買ってきたものだけで食事を済ます方に多い食事例
色々食べているようで、栄養価は意外と摂れていません。
食事摂取基準の目標値・推奨値を満たしやすい献立例
この献立のように、いろんな食材を使っていると、栄養バランスが整いやすいことが分かります。
しかし毎日の食事となると、このように食材を揃えるのは大変ですし、食費との兼ね合いもあります。
食事摂取基準の目標は必ずしも満たさなくても、とにかく多種類の食品を使うことを心がげていただくだけで、低栄養の予防になります。
低栄養予防に「さあにぎやかにいただく」
免疫力を高め、低栄養を予防することが、新型コロナウイルスに罹りにくくし、罹ったとしても重症化を予防することができます。
東京都健康長寿医療センター研究所では、「さあにぎやかにいただく」を合言葉に
10品目の推奨食品を挙げている。この内の7品目を毎日食べていると、低栄養にリスクが減ります。。
7品目摂っている方は、たんぱく質やビタミン・ミネラルといった微量栄養素が充足しやすいとのことです。逆に揃わない方は、ごはん・パン・麺類の炭水化物が占める割合が高く、たんぱく質やビタミン・ミネラルといった微量栄養素が不足しやすい結果となっています。
1日7品目は食べながら、どうやって価格を抑えるか?
調理が苦手な方はどうするか?
などのその方のご事情に合わせる必要があります。
価格を抑えて手軽に品数を増やしましょう
この「さあにぎやかにいただく」は、少量でも1品としてカウントできる。
魚は一番値段が高いので、肉がメインディッシュという日が多くて良いと思います。
つな缶や鯖缶を使ったり、和え物にしらすを入れたり、さつま揚げ等を野菜と煮たりして、魚の品数を増やしたら、安くなります。
肉はなるべくまとめ買いをして、調理1回分ずつ小分けにして冷凍すると安く上がります。
果物も高いので、少量ずつでも大丈夫ですよ。キウイフルーツは比較的安価で、ビタミンCが特に多いのでおすすめです。
調理が苦手な方は、まず味噌汁とか汁物に色んなものを入れてしまわれると良いです。
この方法でお一人暮らしの男性の栄養価を上げた経験もあります。
ツナ缶・しらす、卵・ハム・焼きのり・豆腐など、サラダに上手に入れてしまう
方法も、種類を増やすのに便利ですよ。