低栄養予防が感染予防・重症化予防に
日本臨床栄養代謝学会が出した、新型コロナウイルス感染症の治療と予防に関する栄養学的提言で、重症化症例の多くは、背景として低栄養があることを指摘しています。多くは高齢者が重症化しやすい訳ですが、治療法や予防法が確定しない伝染性の疾患では、若年層も含め、個々の免疫力を高めることが肝要です。
低栄養になりやすい食事とは、主食・主菜・副菜の内、主食に偏る食事で、主菜・副菜といったおかずの少ない食事が特徴です。
主食・主菜・副菜の揃った食事とは
増やしたい主食・主菜・副菜が揃う食事
平成30年度の国民栄養調査によると、栄養のバランスが整いやすい主食・主菜・副菜が1日2食以上、ほぼ毎日揃っていると回答した者の割合は 男性45.5%、女性49%に留まっています。
低栄養を予防する必要のある方は、国民の約半数いる可能性があります。
認定栄養ケア・ステーションでは、皆さんで協力しながら、栄養状態を良くして行く活動をして行きたいと思っています。